RobaDrum 200 – 高性能ドラムアンローダー

RobaDrum 200は、熱可塑性および反応性のホットメルト接着剤、シーリング剤、ブチルを200 L コンテナー（スチールドラムまたは段ボールドラム）でていねいに処理する空圧駆動式ドラムアンローダーです。供給性能や溶融性能を豊富な種類から自由に選択できるRobaDrum 200は、タンクおよびプール充填用プレメルターとして、またラミネート加工およびプロファイルラッピング装置、コーティングシステムの平面塗布にも適しています。

豊富な種類のポンプと溶融プレートから選択可能。ドラムアンローダーを生産プロセスに合わせて最適に構成可能です。
接着剤の使用量がわずか。コスト節約で環境にやさしく。
グラフィックユーザーインターフェースを使ったタッチスクリーンでドラムアンローダーを簡単に操作。
頑丈なFEPコーティングなので、溶融プレートのクリーニングが素早く簡単に行えます
タンデムまたはクアトロ式を選択すると、ドラム交換時に生産を中断させずに続行できます
標準化されたフィールドバスシステムまたはオープンインターフェースでシステム統合が簡単。直接コンポーネントを制御できます

プロセスにどの溶融プレートが適しているかは、使用する接着剤の熱伝導率や希望の溶融性能によって決まります。RobaDrum 200では、EVA、PSA、およびPUR接着剤用のプレーン型およびリブ型溶融プレートを提供しています。ブチルは、シーリング剤用に特別に開発されたリブ型溶融プレートで溶融します

すべての溶融プレートがFEPコーティングなのでクリーニングが簡単です。プレートの設計が最適化されているので、接着剤の使用量も最小限に抑えます。その結果、運転コストを低減し、環境にやさしい塗布が行えます。

コンバーティングやテキスタイル、木工、建材、自動車、そしてグラフィック産業など、どのメーカーであっても、RobaDrum 200とコーティング塗布ヘッドを使って、様々な材料のコーティングやラミネート加工が均一に高い信頼性で行えます。そのために数多くのオプションや実用的なバージョンが用意されています。

ロバテックの製品ラインナップから希望のギアポンプが選択できます。高精度の微細設定ができ、少量の供給性能 (0.7 kg/h*) のモデルから塗布量制御できる高い供給性能 (205 kg/h*) のモデルまで、豊富に取り揃えています。
高粘度のシーリング材、充填性および研磨性の接着剤も高い信頼性で大量に供給できます
内蔵塗布コントローラーにより、連続的および断続的な平面塗布とビード塗布が可能です
オプションの塗布量制御を使えば、ダイナミックな生産速度の場合でも、均一な平面塗布が非常に簡単に達成できます
RobaDrum 200は、2本の加熱ホースと最大で8個の個別に制御可能な塗布ヘッドで運転できます
ブチル基の加工には高性能のピストンポンプが利用可能です。
連続的な平面塗布の場合、RobaDrum 200をタンデムまたはクアトロ式運転で使用できます

RobaDrum 200は、ホットメルトアプリケーターのタンクまたはプールの充填用に最適なプレメルターです。必要に応じて、最大供給性能205 kg/h*まで、最適なギアポンプを選択できます（* 接着剤、粘度、温度によって異なります）。必要な接着剤の量は、ロバテック・コントロールシステムを使っていつでも素早く簡単に変更できます。

連続的な充填を重視する場合、RobaDrum 200をタンデムまたはクアトロ式運転で使用することをお勧めします。作動中のシステムのドラムの充填レベルが下方の閾値に達すると、コントローラーが冗長システムの予熱機能を自動的に開始し、正しいタイミングで運転を切り替えます。

RobaDrum 200では、運転中の職員の安全性向上のために、標準的な安全装置、アクセサリーを用意しています。

両手操作装置を使って、作業員は溶融プレート昇降用のリフティングシリンダーを作動させますが、作業中、危険エリアの外にいます。
溶融プレートを上昇させるときに、ドラムの自動充填が作動します。ドラムの交換は制御しながら、安全に行えます。
溶融プレートを下降させるときにはドラムを脱気する必要があります。手動または自動充填するかを決めることができます。
さらに安全性と安定性を向上させるために、オプションでドラム固定具が利用可能です。ドラムアンローダーの前面にこの固定具を取り付けると、溶融プレートを上昇させるときに、ドラムが動きません。
ドラム交換中に有害な接着剤の蒸気が作業員にかかるのを防ぐたい場合は、オプションの吸引装置が理想的です。既存の脱気システムに接続し、流量350 m3/h、差圧450 Paが必要です。