このブログ記事では、
ロバテック接着剤塗布システムのユーザーインターフェースをシステムパネルで視覚化するには、これまで2つのオプションがありました。
当社のソフトウェアモジュールを使ってオープンインターフェースからユーザーインターフェースをプログラミングする方法。
ホスト (RobaVis Host) またはPC (RobaVis PC) に視覚化ソフトウェアをインストールする方法。
どちらの場合でも、ユーザーが全設備のHMIを通じて接着プロセスを操作し、監視できることが望まれます。
ロバテック・コントロールシステム (RCS) では第2のオプションであるソフトウェアのインストールがなくなりました。ホットメルトアプリケーター用の新しい制御プラットフォームでは、Ethernetによるプラグ&プレイの通信インターフェースを使ったブラウザーベースの視覚化を採用しています。接着剤塗布システムのユーザーインターフェースを開始するには、パネルのHTML5対応ブラウザーが利用可能である必要があります。
ウェブテクノロジーは最近のトレンドになっています。システムでもスマートフォンと同じ操作の快適性を求めるユーザーが増えてきています。タッチパネルや、社内で、または社外からインターネットを通じて任意のデバイスでユーザーインターフェースを呼び出すこともその一つです。
ウェブテクノロジーを使うと、OSが無料で利用可能なものかプロプライエタリのものであるかに関係なく、クロスプラットフォームで革新的な操作コンセプトを実現できます。だから例えば、遠隔診断を実行することができたり、予防メンテナンス措置をよりよく計画できるようリアルタイムのモニタリングができるようになります。
ホットメルトアプリケーターVisionに統合されている新しい制御プラットフォームRCSは、こうしたテクノロジーを活かしています。OEMの皆様は、VisionをPCから快適に設定し、運転できるようにするために、ウェブベース視覚化を利用することができます。そのために貴社の機械ネットワークを動作させる必要はまったくありません。使うための前提となるのは、HTML5対応ブラウザーがインストールされているデバイスで作業することだけです。
この問いには、もちろん皆様だけが答えることができ、顧客の希望を考慮に入れたOEMの視点から考えなければわかりません。機械メーカーのキーアカウントマネージャーとして重要顧客管理を行っている私自身、システムにおけるハードウェアやソフトウェア関連の変更の一つ一つは最初に時間やコストがかかることを自覚しています。
しかし、インダストリー4.0が推進され、新しい操作スタンダードへの需要が高まる中、スマートフォンやクロスプラットフォームテクノロジーはもはや無視することができなくなっています。こうした理由から、ロバテックの新世代のホットメルトアプリケーターでは将来、ウェブベース視覚化が装備されます。ロバテックの接着剤塗布テクノロジーでは制御プラットフォームRCSがこれから新しいスタンダードになっていくことは間違いないので、信頼して使っていただけます。
Visionホットメルトアプリケーターに興味を持っているが、ウェブベース視覚化がお使いのシステムパネルで動作するか自信が持てないでしょうか?その場合はとても簡単にテストすることができます。パネルのブラウザーを開き、下のリンクをクリックしてください。
お使いのブラウザーのスコアが300点以上に達しましたか?
その場合は、LANケーブルを使ってホットメルトアプリケーターVisionをコントローラーに接続でき、お使いのブラウザーで接着剤塗布システムのユーザーインターフェースを呼び出すことができます。
スコアが300点を下回る場合は…
心配はいりません。ホットメルトアプリケーターVisionの使用を諦める必要はありません。ただし、装置の操作にはタッチパネルが必要になります。その場合は以下の方法が可能です:
ホットメルトアプリケーターのオプションのタッチパネルで接着プロセスの設定が行えます。
またはモバイルの端末デバイスを使ってリモートで行うこともできます。
もちろん、独自のユーザーインターフェースのプログラミングにもオープンインターフェースを利用することができます。
ウェブベース視覚化はシステムの操作性、信頼性、安全性を大幅に高めます。ロバテックでは、RCSによってすでに使えるようになっています。貴社ではどう考えられていますか?まだ、ためらっているでしょうか?