接着剤自動充填システムを選ぶのには、以下の4つの理由があります
食品産業や製薬業のように、とても清潔でなければならない生産工場に接着剤塗布システムを導入する場合は、自動充填システムがなければ、ホットメルトアプリケーターのタンク開口部が汚れたり、メルトタンクに過剰に充填されたり、床に粒状接着剤が散乱したりするというトラブルのリスクが生じます。
タンク開口部は手動で充填するために十分な大きさがありますが、粒状接着剤をこぼれてしまう可能性があります。これは不注意から起きることもあり、ホットメルトアプリケーターに簡単にアクセスできないような位置に組み込まれている場合に起きることもあります。本ブログ記事のために調べていた際に以下のような例を耳にしました。ホットメルトアプリケーターは床から1.5メートルの高さに取り付けられ、操作者はハシゴを使ってもタンク開口部が見られません。粒状接着剤がこぼれてしまわないことを望むだけです。
メルトタンクに充填した粒状接着剤が多すぎる場合、さらに不都合な結果が生じることがあります。これは、良かれと思ってやった場合や、ストレスの多い状況で起きた場合がありますが、とにかく清潔さに関する影響は深刻なものになる可能性があります。粒状接着剤がタンクの蓋や縁にこびりついて溶けて、タンクの蓋と縁がべたついてしまいます。生産において衛生面が最重要事項となる場合は、けっしていい環境ではありません。溶けた粒状接着剤はタンクの外側を伝わって下に流れて、ホットメルトアプリケーターの内側に少しずつたまってしまいます。その結果、次回機器の点検修理を行う際に余計に時間がかかることになります。
作業員の保護に関する安全規則が厳しい場合は、自動充填システムが必須になります。タンクのガスケットやCoolTouch断熱など、タンクに保護装置が付いているにもかかわらず、不注意の場合は、高温のタンクの蓋やタンク内の溶融した接着剤でやけどをしてしまうリスクが依然として存在します。
ホットメルトの溶融で生じる蒸気に対しても、安全性を高める必要があるもう一つの理由になります。手動で再充填する際に蒸気を吸い込んでしまうおそれがあるからです。ホットメルト接着剤は通常、有毒ではありませんが、蒸気との接触は避けておく必要があります。
グラニュレートフィーダーRobaFeed 3とグラニュレートコンテナGlueFillの購入コストは数十万円以上になります。そこで問題となるのは、どこでコストを節約するかです。答えは、メンテナンスにかける時間が少なく、コストの安いホットメルトアプリケーターです。
自動充填システムを使えば、最低限の溶融性能のホットメルトアプリケーターを選ぶことができます。大きなタンクのホットメルトアプリケーターを選ぶよりも購入費が安くなり、しかも、その方がエネルギーの消費量も少なくなります。製造プロセスに本当に必要な量の粒状接着剤だけをタンクに供給し、溶融することになり、メルトタンクの周囲が汚れなくて済みます。
機械製造業で、お使いの機械に接着剤塗布システムを完全に組み込みたい場合はどうなるでしょう?手動充填には、作業員が安全エリアに入る必要があります。これは生産のダウンタイムにつながるかもしれません。この場合、購入を迷う理由はありません。自動充填システムはホットメルトシステムの一部になります。
上記の4つの理由で当てはまるものがありましたか?接着剤塗布システムの新規購入の際には、購入前にロバテック販売チームがお客様とともに、自動充填システムがお使いの設備に有益かどうかをチェックします。また、追加装備をお考えの場合は、最寄りの代理店にご質問ください。接着剤自動充填システムはホットメルトアプリケーターConcept、Vision、JumboFlex、そしてサードパーティー製の類似の機器にも互換性があります。追加工事は素早く完了します。わずか半日後には、清潔さ、安全性、効率性が向上してご満足いただけるはずです。ちなみに、充填制御機能は当社のホットメルトアプリケーターに標準装備されています。
購入の動機となったのがどの理由だったかについて、当社までお知らせください!自動充填システムに関する詳しい情報はこちらからご覧になれます。