ホットメルトを使ったフレキシブルなラップアラウンドラベリング

ラベリングは製品の外観の一部であり、製品の印象に影響を与えることがあります。そのため、正確できれいに、所定の位置に貼り付けられる必要があります。高性能ノズルシステムLabelStar Mは、缶、ガラス容器、PET容器、プラスチック容器の、正確なラベリングを保証します。しかも、このホットメルト塗布システムはコストを削減しながら効率的な生産を実現します。

ラップアラウンドラベリング用のLabelStar Mソリューションは、ホットメルトアプリケーターによって接着剤が供給されている2つのホットメルト接着ステーションが利用できます。スプレーヘッドを使った最初の糊打ちには、ホットメルト感圧接着剤が、正確に縁までしっかりとスパイラル状で容器に垂直にスプレーされます。回転する容器が、スパイラル状にスプレーされた接着剤によって、カートリッジからラベルを取り出します。取り出し時には同時に、ラベルの端がコーティングヘッドで糊付けされます。ラベルは容器に1回巻かれ、それから正確にオーバーラップ部分で接着されます。

高性能でプロセスの確実なラップアラウンドラベリングソリューションは、1時間に最大で72,000個の容器に紙のラベルを接着でき、コストを節約します。ノズルシステムによって接着剤の量を正確に調整でき、最小に節減できます。ロールシステムに比べて、接着剤の消費量は最大で60 %まで節約可能です。フォーマットや速度を変更してもLabelStar Mはすばやくフレキシブルに適応します。

両方のホットメルトステーションはホットメルトアプリケーターに統合された塗布コントローラーまたはホスト機で直接操作できます。言語が選択可能なラベリングソフトウェア付きの塗布コントローラーには70以上のアプリケーションとフォーマットを保存できます。これらはとても簡単にタッチパネルで選択し、表示できます。ホットメルトステーションの特殊開発された頑丈なホルダーは、工具を使わずに、簡単正確にカウンター付きの調整ポイントに切り換えができます。

スパイラルスプレーヘッドは、アプリケーションやフォーマットに応じてノズルを切り換えますが、接着剤は上から下まですべての吐出部分を流れるので、使用していない部分に接着剤が焼け焦げて、ノズルの詰まりにならないよう防止します。革新的な調整システムの付いたコーティングノズルは、希望のラベリングフォーマットに簡単にすばやく切り換えができます。しかも、コーティングノズルは使用していない場合は自動的にラベルカートリッジから分離され、ラベルがカートリッジで焦げ付いたり、汚れたりするのを防ぎます。両方の塗布システムはさらに内蔵フィルターも利用できます。これらにより、短時間の切り換え、すばやいシステム可用性が実現し、反復可能な、きれいな接着剤塗布の品質が保証されます。

スパイラルスプレーヘッドとコーティングヘッドは、スイッチサイクルが早く、ノズルの詰まりを防ぐフィルターが内蔵されているので長寿命です。さらに循環システムと調整システムにより、メンテナンスの手間が最小限になります。その結果、生産性を向上させ、予期せぬダウンタイムを防ぎます。しかも、ノズルシステムLabelStar Mは接着剤と電力の消費量を最適化します。