オンデマンド・パッケージングで確実に接着

eコマースのオンデマンド・パッケージングは、顧客満足度の向上に役立っています。カスタマイズされたパッケージングは環境に対する意識の高さも表わしています。緩衝材をわずかしか、またはまったく必要とせず、輸送体積を最小限まで減らします。ロバテックの接着剤塗布システムを使うと、オンデマンド・パッケージングの接着プロセスでも持続可能性が実現されます。使用量を最適化したシステムが、安全かつ確実に、高い信頼性でパッケージングを接着します。

持続可能な接着プロセスを重視するなら、その製造にも注意しなければなりません。オンデマンド・パッケージングの接着プロセスには2つの重要な手段があります：

接着剤塗布システムのエネルギー効率
ロバテック接着剤塗布システムは、ホットメルトアプリケーター、加熱ホース、塗布ヘッドの放熱を最小限まで減らすために、特殊な断熱が施されています。そのため、運転温度を高くして、保持しても、エネルギーの消費量が少なめです。システムによっては、従来のシステムと比較してエネルギーの節約が最大で30 %にも上ります。

接着剤消費量
多くの生産現場では、パッケージングのために接着剤をビード状に塗布し接着することが一般的です。しかし、これは安全で確実に封をするためには必ずしも必要ではありません。ここに節約できる余地が潜んでいて、長いビードを短いビードにするか、間欠的にポイントで塗布することさえ可能です。最適に節約する方法については当社エキスパートがご相談に乗ります。

この方法は、お互いにとってメリットになります。環境にやさしいだけでなく、運用コストを減らすこともできるからです。

ロバテックの接着剤塗布システムは、すべてのパッケージングを輸送用にカスタマイズして安全で確実、高い信頼性で接着します。オンデマンド方式で生産するパッケージング機械は、接着プロセスの要件が特殊です：

オンデマンド・パッケージングは全自動で生産され、一つ一つの塗布ごとにサイズを変えることができます。ロバテックの接着剤塗布システムは、パッケージング設備に完全に統合されています。高い信頼性で、実際にまったく操作の手間もかからず動作するので、そこにあることを忘れてしまうくらいです。しかも各パッケージングが確実に接着されています。
生産は必要に応じて進みます。つまり、接着剤塗布システムはいつでも準備ができている必要があります。接着剤が長時間にわたり溶融し、運転温度でタンクに残っている場合、これが劣化したり、最悪の場合はダウンタイムにつながるおそれもあります。ソリューション：タンクの容積が小さい、つまり「タンクレス」のホットメルトアプリケーターで、必要に応じて接着剤を溶融し供給します。さらに、システムコンポーネントの加熱ゾーンを個別に制御して、タンク内の温度を最低に抑えることができます。
作業員の負担を軽減するために、特に夜間のシフトや週末のシフトのときは、自動充填システムを提供しています。グラニュレート容器により、充填間隔を長くし、さらに作業員の安全性を向上させます。
ロバテックの接着剤塗布システムは、モジュール式構造で、パッケージング機械のさまざまな要件を満たします。システムは、速度やスペースに応じて、あるいは塗布ヘッドが停止状態での塗布か、動きの中で行われているかに応じて、構成されています。

信頼性の高さはすでにシステム統合から始まっています。オープンインターフェースと標準化されたフィールドバスシステムにより、接着剤塗布システムは既存のパッケージング機械や新設のオンデマンドパッケージング機械に簡単に統合できます。塗布システムのシステムコンポーネントは長寿命で信頼性が高く、最大のシステム可用性を実現しています。しかも、ホットメルトアプリケーターと塗布ヘッドには接着剤フィルターが装備されていて、ノズルの詰まりを防ぎます。作業員の安全も実現しています。すべてのシステムコンポーネントは、標準でCoolTouch断熱が装備されていて、不意に触ってしまっても、やけどしないよう保護されています。